ハローワーク・・・
そこは仕事の無い人が仕事を探すために設けられた公共の職探しの場として有名だ。
老若男女、正社員からアルバイトまで幅広い仕事が用意してあり、しかも無料で応募できるのだからこの場を利用しない手はないだろう。
しかし、私はハローワークに職探しに来ている方々を見て非常に残念に思うことがある。
それが・・・
ハローワークは仕事を探す場なのにどうして他人の目ばかりを気にし人間観察をしようとするのか?
と言うことだ。
求人検索機を前にして画面に集中して仕事探しをすれば良いものを「チラリッ!」と横を見ては・・・
どんな人が仕事探しに来ているのだろう?
みたいな人間観察を始めるのだ!
そんな方々を見ると「いい加減、他人の目を気にするのはやめなさい!」と言いたくなりますw
ハローワークで他人の目ばかりを気にする理由とは?
そもそもどうしてハローワークで周囲の人間の目を気にしてしまうのだろうか?
この理由にはいくつかの理由があると思うが大きく分けると2つだろう。
- 無職である自分が他人に見られることの後ろめたさ
- 自分と同じ境遇にある人への興味・関心
以上の2点だ。
1つ目の「他人に見られる後ろめたさ」と言った点
これは万が一、自分の知人がその場にいた際、「あらっ!?太郎さんここで何してるの?」みたいなことを言われたら無職状態ゆえに非常に恥ずかしいやら後ろめたさから「他人に見られたくない!」と言ったところが本音だろう。
人は誰しも自分が劣っているようには見られたくないもの。
だからこそ見栄もあり最低限のプライドもあるのだ。
無職で職探しなんて・・・
こんな自分をさらけ出すことを極端に嫌うことから他人に見られるのを自然と拒むのである。
2つ目の「自分と同じ境遇にある人間に興味を持つ」と言った点
これは言わずとも無職で仕事がなく求職活動をしている自分と同じ境遇にある人間を見つけてホッとしたいからだ。
「あっ!この人も自分と同じぐらいの年齢で仕事探ししてるんだ!」と言ったように知りもしない人間にも関わらず自分自身と重ね心に落ち着きを保とうとする。
人は誰しもどんなにつらい状況であれ同じ境遇の人間がいることで仲間意識が感じ心の平静を保てるのだ。
まぁたまにはそう言った人間観察をすることも大切だろう。
しかし、これが癖になると毎日のようにハローワークに来る人を観察するようになってしまう。
これでは仕事探しをしているのか人間観察をしているのかわからない。
まさに本末転倒とはこんなことを言うのだろう。
以上の2点がハローワークで他人の目を気にしてしまう理由となる。
自分に自信を持ち無職でも堂々とした態度でハローワークを利用しよう!
他人の目を気にするあまり求人検索機を利用する時間が極端に少なくなってしまったり職業案内を受けることに抵抗が出来てしまうようでは真のハローワーク利用者とは言えない。
無職がなんだ!
こんな状況は一時のことじゃないか!
そんな誰の目も気にせず堂々と自信を持って求人検索機を直視し積極的にハローワークでの職業カウンセリングを受ける勇気を持ってほしい。
公園にいる鳩が辺りをキョロキョロと見渡すような落ち着きがなく「変な人」と思われるような行動は避けるべきだ。
確かに同じ無職の人間同士、どんな人間が職探しをしているのか非常に気になるところかもしれないがハローワークはあくまで仕事を探す場であることを忘れてはならない。
チラリッ!と振り向いたその先にあなたと同じような顔をした求職者が待っているかもしれないぞ~(終)
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