会社勤めをしている以上どうしても避けられないのが会社の上司の親が亡くなった場合に生じる葬儀です。
どの会社に属していても決まっての上司の両親が亡くなるとメールやライン等でこんな通知が流れて来ることがよくあります。
○○常務の両親に不幸がありました。
通夜は〇日、告別式は〇日、会場は○○です。
これを聞くとほとんどの社員、特に平社員の方々はこんなことを考えると思います。
役員のじじいの90歳近くになる親、全く面識もなければ言葉さえ交わしたこともないそんな人たちの葬儀に行く必要があるのか?
誰しもが一度はそう思うことでしょう。
これって葬儀に行く必要があるのでしょうか?
直属の上司でなければ葬儀に引く必要など微塵もない!
参列するとなると貴重な時間を費やした上に香典まで出す必要があります。
毎日、ギリギリの生活を送っているのにこんな金持ちの役員連中の顔も見たことのない親のために葬儀に出なければならないのです。
なんだか不参加と言うだけで何とも人間性を悪く思われがちですが行きたくないものは行きたくないし、例え上司の親と言えど面識のない人間の葬儀なんてこれっぽっちも興味が湧くわけが無いのです。
そりゃあ、会社で慣れ親しんだ人やある程度の面識のある方であれば行かなければならないなあ・・・
とも考えさせられますが「何とも思わない、行きたいとも思わない葬儀に行かされる身にもなって考えろ!」と言いたいです。
だいたい「こんな役員の両親の葬儀をとり行う会場等をいちいち連絡して来るな!」と言いたいです。
そんなものは上層部だけでやればいいだろうし、何でペーペーの平社員にわざわざそういうことを周知する必要があるのかが疑問です。
上司の親の葬儀は関係のある人間にだけ知らせるべき!
関係の無い人間には葬儀がとり行われた後に知らせればいいじゃないですか!
遠方の方々もいるでしょうから行ける方だけ参加をお願いします!
と言ったようにもう少し社員のことも考えた通知をしてもらいたいと思います。
あなた方はそれでいいかもしれませんがしかしこちらは冒頭にもお伝えしましたようにやっとの思いで生活しているのです。
これからの長い人生、何があるかわからない、1,000円でも2,000円でも蓄えておきたい。
また、家族や自分の好きなことにお金を使い、色んな所にも行きたいのです。
家族のある方々は自分の家族のために少しでもお金を切り詰めておく必要があります。
子供の教育費もかかる、車の税金もかかる、新しい車も買わないといけない、家のローン、保険料の支払いもある・・・
お金を使う場面というのは本当にいっぱいあると思います。
強制的に会社の人間、上司だからというだけで行かないといけないのは本当に間違っているとしか言いようがありません。
ですからこういったの年齢を迎えた上司の両親の葬儀などは「本当に関わりのある人だけ来てください!」と言ったような周知をして欲しいと思います。
気遣いの一つでもあっては良いのではないでしょうか?
無駄な葬儀に参列しないことへの配慮
私も上司ですがもし親の葬儀を迎えた際、自分より上の方々、直属の部下以外に知られたくもありませんし、関係のない人に来てもらってもはっきり言って迷惑です。
会社で共に働いているだけの付き合い、そんなもののためだけに葬儀に行く、これがどれほど無駄な時間を費やしているのかを考えて欲しいと思います。
確かに根に持つ上司は葬儀に行かない事で昇進や昇格に影響するかもしれません。
しかしどうせ今勤めている会社だっていつまで勤めるかわからないでしょ?
大抵の場合は会社を辞めて転職するのがオチです。
振り返ってみてください、40~60歳ぐらいの方々は若い頃、今までそのようにして生きてきたことでしょう。
しかしどう思います?
その時に葬儀に行ったことで何かメリットはありましたか?
たかが知れているはずです。
自分の本心に従い、行かない方が良かったでしょうし、向こう側も望んでいないことだと思います。
さいごに
もうやめましょうよ。
会社の人間と言うだけでこんな無駄な付き合いは本当に日本人の悪い癖だと思います。
皆に足並みをそろえておかないと自分だけ取り残されてしまう・・・なんて。
大して給料も高くないのに最後に泣きを見るのは自分です。
自分の中でどう行動していけば良いのか日頃から自分の頭で考えおく必要があると思います。
上司の葬儀なんて1回や2回じゃないんです。
ましてや結婚式なんかも・・・そんなものに毎回のように付き合っていたらいくらお金買っても足りません。
まあせいぜい通夜に行くとして直属の部署の上司の親の葬儀ぐらいでしょう。
以上、今回は役員等、自分と関係の無い上司の方々の親の葬儀に関するお話でした。
皆さんもこんなくだらんことに悩む暇があったらさっさと欠席の意思を表してこそではないでしょうか?
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